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令和4年度「龍神様リニューアル」

今年も新米の季節になりました。
復元した棚田も無事稲刈り・穂木を済ませ、10月上旬から新米の販売を開始します。
同時に、レストラン「籾庵」でも新米のおにぎりでお客様をお迎えいたします。
昨年は長雨で不作の年でしたが、今年はお日様の恵みを十分に浴びて、上籾恒例の「高穂木」でいつもより甘みのある美味しいお米が収穫できました。
また、高穂木して脱穀した藁は、昨年制作した藁アート「龍神」をリニューアルするために使います。今年も設計していただいたNPO法人「わらアートJAPAN」の理事長・宮島慎吾先生(武蔵野美術大学名誉教授)の指導のもと、上籾住民の皆様と一緒に「わらあみから」からはじめ、龍神の胴体とお顔を新しくお色直しいたします。
今回は、「藁アート龍神様・リニューアルワークショップ」として、一般の方の参加も募集します!
しかし、龍神様が登場して、まる1年近く、上籾棚田を見守り続けた龍神様は、嵐を乗り越えながらいつも威厳のあるお姿で私たちに勇気と励ましを送ってくれました。
今年の9月の台風直撃の時は、さすがに倒れているだろうと覚悟しましたが、満身創痍ながら、なんとしっかりと立っていて、ほんとに感動しました!
あともう少し、頑張って欲しい!!
11月に入れば、すぐにお色直ししますから❣

今年9月の大型台風を乗り越えて、満身創痍で上籾棚田を見守る龍神様

貝阿彌 敏美
この記事の作成者について
【貝阿彌 敏美】 詳細プロフィールをみる

岡山県美咲町出身。岡山県久米南町上籾にて、地域協議会「上籾みろく農場協議会」を上籾自治会と立ち上げ、農村文化の継承、新たなビジネスモデルの構築に取り組んでいる。