上籾みろく協議会について_01

岡山県の久米南町、上籾地区は日本の原風景を
色濃くとどめる、典型的な里山です。

「日本の棚田百選」にも指定された典型的な中山間地域で、総面積は3平方キロ弱、50戸、106人ほどの地区です。
この地区の四季折々の景観を楽しむために、県内外から久米南町を訪れる「棚田ファン」も多く、周辺地域の中籾、
下籾、別所地区もほぼ同じ規模(中籾地区:94名、下籾地区:84名、別所地区:84名)で構成されています。(注:2015年2月1日調べ)

この資源豊かな里山も、全国の中山間地域が抱える「高齢化、農家の担い手の不足」は深刻な問題で、
このままでは限界集落から消滅への道を辿るのではないかという危機感は地域住民の間で広がっているのが現状です。

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このような状況の中、平成26年9月に本格的な地区の交流事業として
初めての「農業体験研修」(実施場所:上籾地区の棚田)
主催:株式会社パソナ岡山、株式会社みろくファーム<現在>が実施され、
農家がインストラクターとして、参加者に昔ながらの「稲刈り+穂木」を指導しました。
参加者は京阪神を中心にした企業の事業推進、研修担当者、NPO代表者など25名で、
皆さんがこの地域の恵み豊かな農村全体に「癒された」と感想を言われ、
(特に、「上籾しあわせ会」が提供した昼食はおいしいと評判をいただきました)
併せておこなったセミナーでは地域振興の提言などあり、
地元ではわからない地域資源の活用などのアイデアもいただくなど、
交流事業の大切さを参加者全員が感じることとなりました。
この「農業体験研修」の実績を基に「上籾みろく農場協議会」を
地域住民が中心となり、地域外のNPOや専門性の高い団体、
個人の参加を呼びかけ、平成27年1月24日
「上籾みろく農場協議会」を設立しました。
(平成27年度「都市農村共生・対流総合対策交付金事業」採択)
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地域資源調査事業と同時に「保全活動」を通して、
「継承していく農村文化とは何か」、「何かをここから新たに産み出せないか」、
地元住民と地域外の人々を交えて話し合い、検討を行っています。
また行動として、この豊かな資源を守りながら、この地域にふさわしい産業の
創出に向けて様々なプロジェクトが立ち上がっています。
この一連の取り組みは、HPを通して、できるだけリアルタイムで情報を
発信していきたいと思っています。全国の多くの同じ問題を抱える地域の皆さまと
手を携え共に推進させていただきたいと願っています。
地域振興事業は全国民が必要と感じている日本の国の大きな社会の課題でありますが
成功の方程式はなく、それぞれの地域が取り組む姿、その過程こそが一番重要なもの
であると感じています。この取り組みにに携わる人達全員の共通である
「次の世代にこの豊かな農村の恵みを渡したい」
この思いを共通のビジョンとして描きながら「上籾みろく農場協議会」を
これからも推進していきます。

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■会長 杉本光正
■副会長 山本博司
■監査役 森尾賢治
■プロジェクトリーダー 貝阿彌敏美